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お米に含まれる水溶性成分の中では、生理機能の王様として注目される化合物。昔から肝臓によい成分と知られ、コレステロールと脂肪代謝を促すため、動脈硬化や肝脂肪を防いだり、脳細胞に栄養を補給するなど、とても重要な働きを果たしている |
| 対象用途 |
医薬品原料/化粧品原料/食品添加物/飼料添加物 |
| 包装単位 |
1kg/10kg/20kg/25kg/50kg |
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・米糠に存在するフィチンからフィチン酸を経て製造される環状アルコール
・古くから食経験が豊富で体内でも合成され母乳にも含まれるビタミン様物質(ビタミンB群)として様々な生理機能を発揮
イノシトールは脱脂米糠に含まれるフィチンからフィチン酸を経て製造される環状アルコールで、広義の糖質に分類される。イノシトールは、白色の結晶性粉末で、臭いはなく、後味ののないすっきりした甘み (3%ショ糖溶液の甘みの約50%)をもち、砂糖と違和感のない味質であり高感度甘味料等の呈味改善作用を有する。水溶性で、酸、アルカリ条件下で安定である。吸湿性が無く、耐光性にも優れている。また、たんぱく質などのアミノ化合物と共に加熱してもメイラード反応(褐色反応)を起こさない。
イノシトールは、お米のビタミン様物質(ビタミンB群)として様々な生理機能を発揮する。医薬品分野では、抗脂肪肝因子として、脂肪肝、肝硬変、動脈硬化症等に広く用いられている。また、ヒト乳、特に初乳に多く含まれ乳児には欠かせない成長物質であるため、乳児の必須ビタミンとして粉ミルクに添加されている。食品としては、強化剤として食品添加物に認可されている。イノシトールは体内で合成されるが、合成量には限界があるため、食事からの十分な摂取(脂肪肝、肝硬変、過コレステロール血症、動脈硬化症などに対しての目安:500〜2000mg/日)が必要である。また、大量摂取(一日10g以上)により、パニック症候群や強迫性障害(OCD)の治療に有効性が示唆されるなど脳機能の改善の報告もある。さらに、過食や運動不足の生活習慣において生じるスモールデンスLDL(超悪玉コレステロール)を減少させ、メタボリックシンドロームにも有効であることが報告され、お米に含まれる水溶性成分の中では、生理機能の王様として注目される化合物である。 |
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リン脂質の構成成分のその他の誘導体として広く生物界に存在しており、細胞内でグルコース-6-リン酸から生合成される。 |
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| 項目 |
規格値 |
| 定量値 |
98.0%以上 |
| 乾燥減量 |
0.50%以下 |
| 強熱残分 |
0.10%以下 |
| 溶状 |
澄明 |
| 塩化物 |
0.005%以下 |
| 硫酸塩 |
0.006%以下 |
| 重金属 |
25ppm以下 |
| 鉄 |
5ppm以下 |
| カルシウム |
澄明 |
フェーリング性
還元性物質 |
認めないこと |
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各種総合ドリンク剤、乳児用粉ミルク、クルマエビなどの養殖用飼料等の飼料添加物として幅広く使用されています。 |