


一般に油は加熱すると劣化が始まりますが、こめ油は高温に強く、劣化しにくいのが特徴です。 また揚げ物をくり返して油の酸化が進むとニオイが発生し、風味が悪くなるだけでなく、体にも悪影響をあたえますが、こめ油は抗酸化成分が豊富なため、熱を加えても安定性は抜群です。だから、こめ油で揚げ物をしたあとの油は傷みが少ないので、いつもよりも多くくり返して使うことができます。
使用した油を再び使用するときは、揚げ物の場合は量をひかえめにして新しい油を加えてください。油の品質がリフレッシュし、さらに途中で差し油をしながら油量を一定に保つことで、揚がりの状態を均一にコントロールして、油の酸化を抑えることができます。炒め物ならそのまま利用できるので、油を捨てずにうまく使い切ることにもつながり、ムダになりません。
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脂肪酸バランスのよいこめ油は油切れがよいので、天ぷらやフライがカラッと揚がります。また、揚げている最中に泡立ちが激しいと揚げムラができたり油っぽくなりがちですが、こめ油は食用油の中でも泡立ちが少ないことが確認されています。だから、食べたときのサクッと感も違います。
また、よりカラッと揚げるために、こまめに差し油をするといいですよ。

こめ油には米ぬかに含まれる天然栄養成分がたっぷり活きています。最大の特徴は、抗酸化作用のある成分を豊富に含んでいる点。こめ油に特徴的な栄養成分「γ-オリザノール」や油の食物繊維の異名を持つ「植物ステロール」、抗酸化作用により細胞の健康維持を助ける「ビタミンE」や、スーパービタミンEと呼ばれる「トコトリエノール」がその代表で、どれも食用油の中でも豊富に含まれています。だから、日常でこめ油をお使いいただくだけで、こうした天然の栄養成分を自然に摂ることができるんです。
こめ油には油の食物繊維といわれる植物ステロールなど、コレステロールの低下に役立つ成分が豊富に含まれています。だから、コレステロールが気になる方にうれしい油です。ただし、こめ油はあくまでも食品ですので薬のような取り扱いや、急速な効果効能を期待されるのは好ましくありません。その点をご理解くださいね。


天然の抗酸化成分が豊富なこめ油で揚げた天ぷらやフライは、酸化に強い分、冷めてもおいしく食べられます。だから、お弁当のおかずにも最適!こめ油で作ったおかずをお弁当箱に入れれば、ふたを開けた時にイヤなニオイがすることもありません。お子様のお弁当にも安心してお使いいただけますよ。

プロの裏ワザとしてテレビでも紹介されたのが、ごはんを炊く時にこめ油を少し入れて炊く方法。もともと米由来のものだから相性は抜群!米本来のコシとしっとりとしたうま味がよみがえります。お米2合につき小さじ1/2程度のこめ油を入れて炊いてみてくださいね。
そのほか、おひたしや冷やっこ、煮物などにもこめ油をほんの少したらして食べてみてください。味がまろやかになって、いつもの味がいっそうおいしくなりますよ。サラッと軽い口あたりでニオイのないこめ油だからこそ、素材にうまくなじんで、その持ち味を最大限に引き出してくれるのです。
他の食用油に比べてべたつきが少なく、サラサラしているこめ油。揚げ物をしている際に出る、鍋にこびりつくカスが少ないのも特徴です。だから、調理後の揚げ鍋や食べた後の食器洗いにも差が出ます。「油がまとわりついていないから、洗い物がラクで助かる」というお声を多くの方からいただいています。
べたつきが少なくサラサラしているのは、手荒れや肌荒れ予防の強い味方にもなります。気になる部分にこめ油を薄くぬることで、肌に油層のふたをつくり、肌のうるおいを逃さない役目も…。もちろんお米由来なので肌にやさしく、安心です。調理中にうっかり手に油がついてしまったときも、洗い流さずに肌になじませてみてくださいね。

これはこめ油だけでなく植物油全体に共通することですが、廃食油は工業用の油に再生され、新しい食用油や石油、パルプから作られる工業用原料の代替品に生まれ変わります。廃食用油をリサイクルすることで、貴重な地球の資源を守ることができるのです。ご家庭や給食、レストランなどから回収した使用済みの油は、石けんや塗料、インク、接着剤、添加剤など、さまざまな分野で製品に生まれ変わります。
弊社は平成16年に農林水産省「食品総合リサイクル事業」の一環で、本社工場内に廃食用油からの脂肪酸、ダイマー酸、および各種脂肪酸エステルのプラントを作り、ムダなく環境にやさしいリサイクルを行っています。このほかにも石油燃料の代替品や各種の環境保全製品などの高度利用としての技術開発もすすめており、今後も植物性脂肪酸を活かした高度利用をさらに進めてまいります。
現在自治体によっては廃食用油の回収をしているところもありますので、みなさんも一度ご確認ください。決してご家庭で廃油を台所の流し台に捨てないでください。捨てるときには新聞紙などに吸わせて生ゴミとして回収に出すようにしてください。ただ、このコーナーでご紹介しましたように、こめ油は使いきれる油ですのでうまく工夫をして、できるだけ使いきるようにしてくださいね。




































