- 先輩の声
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- 技術部:林 洋平


大学では、藁・杉・檜などの木質系廃材やその他未利用資源から有用物質やエネルギーを作り出す研究室に在籍してました。研究テーマは微生物を用いて木質系廃棄物から「キシリトール」を生産すること。微生物の増加・原料の減少・製品の増加、これらを微生物反応速度論的に解析するための基礎データを集める実験をしていました。研究テーマが食品であったため、食品業界への関心が湧いてきました。築野食品を始めて知ったのはUターンフェアです。「こめ油」の持つ様々な特性と、築野食品が「こめ油」業界内シェア40%と高い割合を占めていることに、大きな驚きを得ました。

現在、所属している部署は「技術部」。設備の更新、改造、新設の設計を行う部署に、ケミカルエンジニアとして所属しています。入社当事に希望した「企画開発室」とは違う配属先ですが、大学で学んだ事が活かせる業務を行えています。熱力学・伝熱工学・流体力学等に基づく計算等を行い、プラントの能力決定等をするわけです。当初希望した「企画開発室」の業務よりも自分の適性に合っているのではと感じています。
社内でも新規事業になる「ダイマー酸・エステル製造」に主に携わっていますが、機器設計や、電気計装などのエキスパートの方と勤務できることは、技術者の卵としてとても刺激的です。大学で学んだ事が基礎中の基礎にはなっていますが、より成長していくためには現場での技術習得・経験蓄積が一番だと考えます。
達成感を感じたのは、油脂の酵素分解を目的とするパイロットプラントの設計・および製品の製造を任され、パイロットプラントが稼動し製品ができた時です。設計者冥利に尽きました!
もちろん、多くの方々からのサポートあってのことですが、“ものづくり”の喜びを実感できたんです。新鮮な経験を得ることのできる業務に携わる日々は、とても充実しています。

成長したなと感じることは、まず「担当業務の目的」への意識が芽生えた事。入社間もないころ、あるプロセスの物質収支と熱収支のとる指示を受けたことがありました。その時は指示を何となくこなしただけでしたが、それは実際の機器のプロセス収支の計算でした。自分の業務が何に繋がっていくのかのイメージができるようになりました。
もう一つは、一連の業務を任せてもらえるようになったこと。
危険物製造所として消防より許認可されている工場が多いのですが、消防法の規制に則す様に調整を行う“消防法規関連業務“は全担当者から引き継いだ当初こそ工場長と一緒に消防署に出向いていましたが、今は一人で任せてもらっています。
主力製品の「こめ油」から始まった当社ですが、今では工業用油脂や化粧品原料、医薬品原料の分野にも進出しています。そして、これからもっと広い分野へ進出していくために、自分自身も技術スタッフとして成長していく、それが僕の目標です。





