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米ぬか成分の用途開発強化に向け、 細胞実験チームとテクニカルサービス部を新設

築野食品工業株式会社(本社:和歌山県伊都郡かつらぎ町 https://www.tsuno.co.jp/)代表取締役社長 築野富美は、“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、3つの事業を展開しています。米ぬか由来成分の新しい機能性を探求するため、2020年8月より細胞実験系を立ち上げ、また、あらゆる分野への用途提案を強化するためにテクニカルサービス部(TS部)を設置いたしました。

この度設立した「企画開発部 細胞実験チーム」は、米ぬか由来成分のヒト細胞における機能性を評価することで、化粧品用途や機能性表示取得に向けた開発を目標としています。
また、こめ油をはじめとした米ぬか由来製品は、それぞれ食品原料や食品添加物、化粧品原料、化学品原料、肥料・飼料の原料と幅広い分野で採用されていますが、各製品によって特に実績のある分野は限定されていると考えております。「TS部」はそれらの製品の新規用途開発拡大に向けた専任部門です。今まで接点のなかった販路や用途での米ぬか由来製品の可能性を見出し、「お米の価値向上」を目指します。

今後も「環境に優しい製品が人々の健康と美につながる」という理念のもと取り組んで参ります。

 

【SDGsの取り組みについて】
築野グループでは、SDGsが策定される前の創業当時より研究開発、製造、物流、販売など事業活動のあらゆる段階において、品質、環境、安全を最優先事項として取り組んでいます。
2020年12月にその取り組みをCBCテレビ「チャント!」創立70周年企画コーナー「ワクワク!カンパニー Do well by doing good !」で放映されました。

ワクワク!カンパニー Do well by doing good ! について

CBC創立70周年企画コーナー。SDGsの取り組みで注目したい企業に潜入!話題の商品・サービスに隠されたヒミツを探りながら、持続可能な未来へのワクワクを発見します。

 

 


・環境汚染の予防
「水質(排水)大気(排煙)騒音・悪臭 廃棄物の削減 土壌】
・3R活動を推進し、環境にやさしい商品、サービスの開発
・ゼロエミッションに配慮した新製品の開発
・省エネルギー・省資源・省力を目指した装置の導入推進を図り、
持続可能な資源の利用と温暖化防止による環境保護
・品質・環境・安全・安心マネジメントシステムの有効性を検証、継続的改善
・製品の製造販売を通じて、お客様に「安全・安心」を提供

◎SDGs推進に向けた取り組みの事例は、以下URLをご参照ください。
https://www.tsuno.co.jp/aboutus/sdgs-sdgs/

 

■築野食品工業の環境に配慮した取り組み

◎カーボンニュートラル《植物由来原料》
こめ油やファイケミカル製品はすべて、米ぬかおよび植物由来のカーボンニュートラルな原料で作られています。
当社の事業はCO2の排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献しています。

 

◎ゼロエミッションへの挑戦《燃料リサイクルシステム》
生産の工程で発生する産業廃棄物を最大限に活用し、工場の燃料として有効活用しています。

 

 

◎油脂リサイクル《工業製品(脂肪酸)》
使用済み食用油や非食用油を石鹸、ペンキ、インクや潤滑剤などのオレオケミカル製品の原料として有効利用し、リサイクル事業に貢献しています。

 

 

 

【築野食品工業株式会社の事業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。

設 立 : 昭和22年2月1日
URL:https://www.tsuno.co.jp/